
会社で、源泉徴収って言葉をきくんだけど、源泉徴収ってなに?なんのためにあるの?
どうも、ダルメです。(@DalmecianLIFE)
今回はこんな疑問に答えていきます。
- 源泉徴収は何のためにあるか
- 源泉徴収のしくみ
今回は、会社で働いている人は、必ず耳にするであろう、「源泉徴収」について解説していきます。
本記事の信頼性
ダルメ(@DalmecianLIFE)
この記事を書いている私は、1匹のダルメシアン(ディズニーの101の犬)と生活しています。
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あなたの生活が少しでも豊かになるような発信を心がけます。
この記事を読むと、源泉徴収とは何か、をしることができ、
この記事を読んだ後、あなたは、源泉徴収とは何のためにあるのか、その意味について理解できます。
【簡単に解説】源泉徴収って何?なんのためにあるの?
源泉徴収とは、あなたの所得税をざっくりと払う制度です。
給料明細をみたらわかるのですが、あなたの給料から、所得税という名前で税金が引かれていると思います。
この所得税は、実は、ざっくりとしか計算されていなくて、給料から保険料などを差し引いた金額を源泉徴収税額表にあてはめて、毎月引いています。
所得税をざっくりした値段で差し引く。(しかもちょっと多め)これが、源泉徴収です。
では、源泉徴収が、私たちにとって、どんなものなのかについて解説していきます
源泉徴収とは?
源泉徴収とは、所得税をざっくりで差し引くものだよ。と上記で説明しました。

じゃあ、最終的には、所得税ってどうやって計算してるんだよ
って思いますよね。
源泉徴収した後の、所得税の計算の手順は、下記の通り。
- 源泉徴収でざっくり所得税を引く
- 足りない分や、多かった分を年末調整で、調節する
- ※副業などで一定のお金を稼いだら、確定申告でさらに税金を納める
生命保険料や地震保険料を払ったり結婚したりすると、「所得控除」が受けられるんですが、所得控除は、源泉徴収では、反映されないんです。
なので、年末調整で、本来その年にはらう所得税をちゃんと計算します。

払いすぎてたら、お金は返ってくるし、足りなければ、さらにお金を払ことになるよ!
源泉徴収は、なぜ必要か
では、なぜ、源泉徴収は必要なのでしょう。
答えは、以下のメリットがあるからです。
- 税金が1か月ごとに引かれる(一気に引かれない)
- 確定申告がいらない
- 安定的に税を徴収できる(国)
1か月ごとに引かれる
1年分の税金を一度に払ったら、お金が一気にもってかれて困りますよね。1か月ごとに税金を払うので、負担が減らせるんです。
確定申告がいらない
会社員は、副業でもしない限り、縁がないですが、個人で働く人なんかは、確定申告というのをやります。
これが結構めんどくさくて、個人で働く人は、高いお金を払って税理士を雇わなければならなかったりもするんです。
源泉徴収をやっていれば、先にお金を払っているので、残りの計算は「年末調整」というものだけで済みます。※例外あり
税を安定して徴収できる(国)
源泉徴収をすると、国は安定的に税金を回収できます。
なぜなら、国が会社から、先に税金を受け取るので、国が、税金がもらえなかった。ということが起こらないからです。

さきに源泉徴収でお金もらうよ。

はいどうぞ。
会社からさきに税金をもらってしまえば、あとから国が税金を回収できなくて困る。なんてことはおきませんからね。
以上のことから、国は安定的に税金を得られるということです。
源泉徴収票について
1年の終わり(12月)に、年末調整をすると、源泉徴収票がつくられます。この源泉徴収票がいつ発行されるかと、どんなとき必要になるかは、以下の通り。
源泉徴収票の発行のタイミング
源泉徴収票は、年末調整をする時に発行されます。年末調整は、源泉徴収で払ったお金と、実際に払わなければいけないお金の差額を払うところです。
年末調整は、その名の通り、源泉徴収で、払ったお金と、1年のおわりに決まった所得税の総額を比べて、多ければお金が帰ってきて、少なければ追加で税金を払い、調整します。
源泉徴収票は、その、年末調整で払うお金を計算するときに、必要になるので、年末調整の時期とおなじタイミングで発行されます。
どんな時に必要になるか
源泉徴収票が必要になるタイミングは以下のとおり。
- 年末調整
- 転職したとき
- 確定申告するとき
年末調整
年末調整は、上記で説明した通り、毎年、年末にみて、作業をすることになります。
転職したとき
転職すると、前の会社で、源泉徴収でいくら引かれていたのかわからないため、源泉徴収票が必要になります。
1年の終わりのタイミングとかだったら大丈夫かもですが、9月とかに、転職した場合は、転職先の会社が税金をどれだけ収めたかわからないので、源泉徴収票は、しっかり用意しましょう。
確定申告するとき
確定申告するときにも、源泉徴収票は必要になります。厳密にいうと、昔は必要でしたが、2020年から法律が変わり、源泉徴収票の内容だけ確定申告の時に移さなければならなくなったんです。
確定申告は、会社ではたらくだけならば、必要ありませんが、副業などを行い、収入が月20万を超えた場合に、必要になります。
源泉徴収し、微調整を年末調整で行い、副業などで、さらに収益を得た人は、そのあとに確定申告。といった流れですね。
まとめ
今回は、源泉徴収とは何か?について解説しました。
源泉徴収とは
- 会社が、あなたが払うはずの税金を、先に払う制度
- あなたは1か月ごとにそのお金を払う
- 最後に、差額は年末調整、そのほかのお金は確定申告
以上です。源泉徴収について理解できたでしょうか。
今回はここまで。
では。
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